W3 燃料コックの修理

2023年4月に4年間のマレーシア駐在を終え、日本に帰国しました。

その間、放置状態であったバイクのメンテ・修理が最初の仕事です。

今回は、W3の燃料コックからのガソリン漏れの修理です。

リプロ品を購入して装着していたのですが、早々に右コックからガソリンが漏れていました。バラシて見ると、次の不具合がありました。それぞれ対応も書きます。

>Oリングの痩せ

 →交換

>コック切り替え時のStop位置なのに、コックに穴が開いている

 →該当の穴をメタルエポキシという商品名のエポキシで埋めました。

  本当は溶接肉盛りしたかったですが、溶接機を持っていないのでエポキシを使用しました。完全硬化後にやすりで形状修正します。

メタルエポキシで穴埋め

 

>コックが入りきらず、ストッパーのネジが入らない

 →コックの加工。本当はストッパーネジの溝を拡大加工しようと思っていましたが、工作機械を持っていないので、偶然見つけたバイク屋さんに持ち込み、フランジ部側を薄く加工してもらいました。Oリング溝の位置がずれますが、少し細目のOリングを使って溝を無視して対応しました。ガソリンの漏れは無くなりました。

加工後の燃料コック

 ガソリンの漏れは無くなり良かったのですが、リザーブ状態も無くなって、2023年末のちょい乗りで、ガス欠してしまいました。穴加工が悪かったようです。

 時間のある時に確認しようと思います。